トラブルシューティング
1. 最初に集める情報
問題を調べるときは、次を記録します。
- Minecraftサーバーの正確なバージョン
- Paper/Spigot/その他サーバーソフトとビルド番号
- Citizensのバージョン/ビルド番号
- 関連するアドオン、権限プラグイン、スコアボード・パケット系プラグイン
- 実行したコマンド、実行者の権限、NPC ID/タイプ
- サーバーログの該当部分と再現手順
2. コマンドが存在しない/引数エラー
/npc helpでそのコマンドが使用版に存在するか確認。/npc help <コマンド>で正確な引数を確認。- Denizenや他アドオンが追加するコマンドをCitizens本体のものと混同していないか確認。
- Minecraftの対象バージョンで利用できないエンティティタイプ・プロパティを指定していないか確認。
- 旧バージョン向けのコマンド例をそのまま使用していないか確認。
3. NPCをクリックしても何も起きない
- NPCがスポーンしているか。
- クリック判定が他プラグインによりキャンセルされていないか。
- 右クリック/左クリックの設定が一致しているか。
- プレイヤーに会話を聞く権限(
citizens.npc.talk)があるか。 - Command Traitの実行主体を誤っていないか(標準/
-p/-o)。 - クールダウン、最大実行回数、権限条件、コスト条件に阻まれていないか。
- クリックされたコマンドが実行ログに出ているか、対象コマンド単体では動くか。
- 左クリックは攻撃判定のためPvP無効化や保護設定に妨げられていないか。
4. セリフが表示されない
/npc textで文章が登録されているか。- editorを正しく終了して設定が保存されているか。
close、range、itemの条件が現在のテスト操作と一致しているか。citizens.npc.talkが対象グループに許可されているか。- プレースホルダーの誤記、色コード、MiniMessage形式などが原因でないか。
- 他のチャット制御プラグインがメッセージを隠していないか。
5. スキンが変わらない
/npc skin <プレイヤー名>の対象名を確認。/npc skin <プレイヤー名> -lで最新スキン追従を設定する必要があるか確認。- Mojangスキン取得通信やCitizensログにエラーがないか。
- NPCを再スポーン、クライアントを再ログインして描画キャッシュを更新。
- URLスキンは直接参照できるPNGであるか確認。
--refreshを根拠なく指定せず、使用版の/npc help skinにあるオプションを使う。
6. 装備や見た目が表示されない
- 対象のMobが装備表示に対応しているか。
/npc equipまたは/npc setequipmentが正しいスロットに設定されているか。- クライアント側の表示更新の問題ではないか(再ログイン・再スポーンを試す)。
- Display/Disguise/実エンティティ種別を取り違えていないか。
- PacketEventsなどパケットを扱うプラグインとの競合を確認。
7. NPCが移動しない/詰まる
- AIとNavigatorの状態を切り分ける。
/npc pathtoで近距離の開けた場所へ移動するか試す。pathoptの水回避、ドア、落下距離、探索範囲を確認。- 保護プラグインやワールド境界、段差、チャンク状態を確認。
- 多数のNPCが同時に広範囲の経路探索をしていないか確認。
debug-pathfinding//npc debugで診断。常時デバッグは避け、調査後に戻す。
8. 保存されない/再起動で消える
plugins/Citizens/の保存ファイルパスと権限を確認。- サーバーを正常停止して保存処理を完了させる。
/citizens saveの実行とログを確認。- 設定で保存形式・保存先を変更していないか確認。
- テンプレート、外部プラグインのデータ、Citizens本体の保存領域を分けて確認。
9. NPC数が増えると重い
- 必要ないNPCをデスポーンする/削除する。
- 常時チャンクロード設定を必要なNPCだけに限定する。
- LookCloseの範囲・リアル視線判定、頻繁な経路探索、近接会話を見直す。
- Displayやホログラムを大量に生成していないか確認する。
- まず少数NPCで再現し、数を段階的に増やして負荷の原因を切り分ける。
10. 公式ヘルプと問い合わせ
- Wiki:https://wiki.citizensnpcs.co/
- GitHub Issues:https://github.com/CitizensDev/Citizens2/issues
- Discord:公式GitHub READMEに掲載されているサポートリンク
不具合報告には、最新ログ全体、再現手順、正確なバージョンを添えると調査しやすくなります。NPCの保存ファイルや権限情報など、公開すべきでない情報を含めないようにしてください。